
下世話な世間にくり出す為、ドアをあちら側に押す。足下に真っ赤の包。
リボンを装った青のシール。ファンタジックなイラストの背景に
英文字【
Marry X'mas 】
サンタがうちにやってくる。
昨日は、12/25クリスマス。
サンタがうちにやってきて、煙突ないからドア前に『そっ』と忍ばせた。
おおかた、そんな筋書きに違いない。
‥‥は、まてよ。
サンタは存在しない。概念みたいな存在だ。
信じる者の心に存在し、実在はない。
危ない危ない。危うくダマされるトコやった。
7人兄弟。子だくさんのワタナベ家には、サンタは一度も来なかった。
もの心がつく前に、サンタの存在を否定した。
今に到る『現実主義』のきっかけだったかもしれない。
昨夜は寝ずにMacに向かっていたが、
それらしき、鈴の音は鳴らなかったしな‥‥。
サンタは、トナカイにソリを酷に操り、
鈴の音響かせやってくると決まっているのだ。
うつらうつらと思案しながら、梱包を綺麗に解く。
ボーリング!
はは〜ん。
ピン!ときた。
ボーリング好きの私を知る、近しい関係の美人さんからの、
愛情込めた貢ぎ物に違いない。
クリスマスに乗じ、愛を告げる為、そっとドア前に忍ばせたに違いないのだ。
サンタを装おう事で、淡さを演出したのだろう。
憎いぞ。惚れちゃうぞ。この。

箱の蓋をパッカンと開封。
ボウリングのピンを模した
ブラシ。
ネットオークションで購入。自分で購入。自分の銭で自分の為に購入。
上記のサンタ話は、ねつ造した自作自演の妄想愛憎劇だ。
ネットオークション出品者さんの、小意気なはからいで、
ちょっとしたクリスマス気分を満喫できた‥‥ちゅうお話です。
現実主義者で夢を見ない私だから、クリスマスなんて必要無いのだけれど、
思いがけない演出で、意外とほっこりできるもんですなあ。